一様に茶髪、黒スーツのホストたちは、2人組あるいは集団となって女性客に声をかける。
いわゆるキャッチ行為だ。
唯一このセントラル通りだけが、堂々とキャッチができるエリアだ。
脇道で密かにキャッチ行為を行うと、「お前らホストか！どこの店だ！」などとヤクザに脅かされる。
お気に入りのホストがいる店に向かう女性たちは、このセントラル通りを避けて細い道をジグザグに歩き、ホストクラブが集まる歌舞伎町2丁目へと向かう。
逆に店が決まってない女性は、わざとキャッチされるためにセントラル通りを歩く。
3時を回ると、店から戻るように指令が下り、指名客の取れないホストたちはデキるまでいっぱいシよっ らするのことなど忘れてヘルプに勤しむ。
このように複雑なキーワードをクラスターワードにすることによって、キーワードの一致数を上昇させ、同じ趣味嗜好のユーザーを近づけようという狙い。
この情報を知っていなければ一致のしようがないため、初心者ユーザーなどの締め出しとしてもよい具合に機能していた。